6月12日、第9回通常総会が開催されました!

6月12日に第9回目の通常総会が行われました。
今年の会場は明治大学の会議室でした。いつものように超多忙な会員諸氏からは委任状が多く、委任くださった方々の分まで今年度の事業計画などで出席者は盛り上がり、意義ある総会となりました。

総会が無事終了した後は都庁や法務局への提出で、事務手続きに手間が係る6月です。

都庁には、
1.事業報告書
2.活動計算書
3.貸借対照表
4.財産目録
5.前事業年度の年間役員名簿
6.前事業年度末日における社員のうち10人以上の者の名簿

法務局には、
・資産の総額の変更
・理事の退任と就任(2年に1回)
・理事の互選書(2年に1回)

それぞれ仕事を持ちながらの活動で一歩一歩進んでいるBNJですが、設立10年目に向けて、そろそろアクセルを踏む時期が来たようです!

2013年前期・明治大学リバティアカデミー講座「NPO法人の経営学」始まりました!

13回目(7年目)の明治大学リバティアカデミー講座「NPO法人の経営学」が始まりました。10人の講師による講座で、5月21日(火)の初講は私の担当でした。今回もNPOに興味のある学習意欲旺盛な社会人の皆さんが集ってくださいました。社会人に混じって大学生も数人受講。NPOの関心が、多くの年代に広がっています。

NPOで活動している方、NPO法人設立申請中の方、設立を予定している方、将来何らかの形でNPOに係わりたいという方、皆さん真剣に学習され相変わらず質問も多く、あっという間の90分でした。つくづく開講できてよかったと思います。

7月9日(火)までの8回講座、今回も新しい出会いが楽しみです!
CIMG04242013.5.21NPO法人の経営学」

明治大学リバティアカデミー講座「NPO法人の経営学」開講決定です!

今回で7年目に入る社会人対象、明治大学リバティアカデミー講座「NPO法人の経営学」

の開講が早々に決定しました。この講座は前期と後期年2回開講され、今回は前期です。

一定の受講者数に達しないと開講されないという関門があります。教養・文化、資格・実務・語学、それとビジネスプログラムで「NPO法人の経営学」はビジネスプログラムで対抗しています。ほとんどは即ビジネスに役立つ講座で、NPOは異例です。

その中で長期継続しているのは、NPOの時代だからかもしれません。

521日~79日毎週火曜日、190020308回、10人の講師によるケーススタディ~ミッションとその実現~ 今回も開催されます♪

CIMG0321明治リバティアカデミーNPO講座

『ドラッカー2020年の日本人への「預言」』~出版記念講演~

昨日「ドラッカー2020年の日本人への預言」出版記念講演会に参加しました。
ドラッカーの愛弟子で著者の田中弥生氏は90分のレジュメを用意。講演というより講義形式で大学の聴講生のようでワクワク♪ 大変勉強になりました。
予言ではなく預言です。マネジメント論や非営利組織の経営などで知られているドラッカーは日本人に何が言いたかったか…
講義はドラッカーの生い立ちから始まります。オーストリアのユダヤ系家庭に生まれる。父は官僚(後に大学教授)母はオーストリアで最初に医学を学んだ女性。しかしドラッカーは大学進学を嫌い(両親は授業料を払い在籍)ハンブルグの輸出会社で書記見習いや編集の仕事を選びました。とはいえ、ほぼ独学で21歳、法学博士号取得。ヒトラーが政権を掌握した頃、24歳のドラッカーはフランクフルト大学の講師になりドイツの市民権を得る。
当時は大学の講師という肩書きで市民権を得られたそうです。
その後、ドイツから英国へそして米国に渡りました。
30歳の時、最初の本格的な著書でナチスの批判的分析をした「経済人の終わり」を出版。
33歳、ナチスが敗戦し第2次世界大戦が終ることを前提に未来の社会を描いた「産業人の未来」を出版。その後「会社という概念」「現代の経営」「断絶の時代」~「人間変革機関」(市民性創造)へと続きます。
日本の文化、江戸時代の寺子屋や俳句・陶器などにも精通していたそうです。
ドラッカーが日本人に本当に伝えたかったことは、
「一人ひとりが位置と役割をもつ自由社会」終身変わらないドラッカーの思想の原点です。
選択できる自由、選択できるポジション。
ナチスの分析から、人類が再び専制に陥らないために模索してたどりついた社会の統治論。
人間は不完全なもので、絶対や完璧はありえないという考え方が根底にあります。
これからじっくり楽しく読ませていただきます。
CIMG0358ドラッカー田中弥生著
『ドラッカー2020年の日本人への「預言』田中弥生著 集英社発行 1400円(税別)

『ミッションから見たNPO』の書評が図書新聞に載りました!

~NPO立ち上げを検討する際に役立つ「実践ガイドブック」~

昨年11月25日に刊行した『ミッションから見たNPO』の書評が、図書新聞1月19日号「学術・文学」に掲載されました!

書評を書いた山田宏明氏は全く存じ上げない方で(やらせなどではなく)以下のように真摯に書いてくださっています。

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日本中小企業・ベンチャービジネスコンソーシアムNPO部会のメンバーが3年をかけて、色々なNPO団体関係者に、設立の目的、意図を尋ねてまとめたのが本書。2009年に出版した『図解NPO経営の仕組みと実践』の続編だ。

15NPOのうち山田氏がとりあげたのは、高齢社会の食と職を考えるチャンプルーの会、ファザーリング・ジャパン、日本グッド・トイ委員会(東京おもちゃ美術館)、宮崎文化本舗でした。

NPOの立ち上げを検討する際に役立つ「実践ガイドブック」との書評。
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NPOに関心を持つ一部の方しか読まないニッチな本です。
NPOの普及啓発をと願っている私たちBNJです。
全国の図書館で扱ってくださることを期待しつつ♪