新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

本年もご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。

今年のBNJ活動について!

7年目の社会人対象、明治大学・リバティアカデミー講座(521日~79日全8回、リバティアカデミーの広報のみでなく講師陣も集客に協力して)『NPO法人の経営学』を継続するように務める。この講座を更に進化させてNPOの普及啓発等に貢献する。

7年目(1218.2時限)明治大学和泉校舎・学部間共通総合講座「キャリアデザイン講座『NPOで働く』」、1.2年の若い学生の皆さんにNPOを知ってもらい、大手企業のみでなく中小企業やNPOへの就職及び社会起業家の道もあることを理解していただく。

  • 専門家集団である当BNJの活動

それぞれ仕事を持ちながらの活動で、一歩一歩進んでいるBNJです。

①税理士・産業カウンセラー・社会保険労務士・司法書士等のセミナーを充実する。

②これらのセミナーはBNJ単独の主催のみでなく、ほかのNPO、企業や大学などとコラボレーションしてネットワークを広げる。

③今まで以上にメンバーの結束を図る

写真は初詣の風景です。

今年もよい年でありますように!!

『ミッションから見たNPO』11月25日発行です!

日本中小企業・ベンチャービジネスコンソーシアム「NPO部会」のメンバーで執筆した書籍が刊行しました。

3年程前に刊行した『図解NPO経営の仕組みと実践』に続くNPO書籍第2弾です。明治大学にて勉強会を重ね、途中で書けなくなってしまったメンバーの復帰を待つなど3年かかりましたが、ようやく出版に漕ぎ着けました!
この本は様々な15団体の事例集です。多くの方に読んでいただき、NPOを知っていただければ幸いでございます。

本書の執筆者及び執筆した団体は次の通りです。
坂本恒夫 明治大学 経営学部 教授
     ・日本中小企業・ベンチャービジネスコンソーシアム
多田千尋 東京おもちゃ美術館館長
     ・認定NPO法人日本・グッドトイ委員会
峰岸和弘 ・認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本・東京
     ・認定NPO法人難民支援協会
山根眞知子 NPO法人NPO事業サポートセンター理事
     ・NPO法人高齢社会の食と職を考えるチャンプルーの会
     ・NPO法人宮崎文化本舗
安藤寿美子・NPO法人西会津国際芸術村
黒沢一樹 ・NPO法人若者就職支援協会
水田孝信 同NPO法人若者就職支援協会
小林隆一 ・NPO法人わかみやクラブ
須田啓資 須田啓資税理士事務所所長
     ・NPO法人クリオネ
岡 四郎 ・NPO法人安全環境システム
趙 丹  朝鮮大学校 経営学部 准教授
     ・NPOのミッション追求とその評価
早田保義(故人)・NPO法人森のバイオマス研究会
徳永章子 ・NPO法人ハートフレンド
丹野安子 ・NPO法人ビジネスネットワーク・ジャパン
NPO法人ファザーリング・ジャパン

執筆くださった皆さま、お忙しいところ有難うございました。お疲れさまでした!!
3年後のNPO書籍第3弾(NPOの国際比較を予定)を楽しみにしております!

『北村善三さんの想い出を語る会』~大地を守る~

929日、アルカディア市ヶ谷(私学会館)での「北村善三さんの想い出を語る会」に行ってきました。出版社社長としてのご活躍、日本中小企業・ベンチャービジネスコンソーシアムの副会長として、金融実務研究会の主催など、精力的に活動をされていました。
また、お酒や音楽など趣味も多彩で、楽しいことが大好きで、人間好きで、明朗快活な方でした。当日の参加は300人ほど、北村さんを偲んで多くの方が集りました。

85日、北穂高岳から下山中に滑落・・・享年63歳。あの素敵な笑顔が見られないのは本当に寂しいことです。

コンソーシアムでの懇親会後はいつもイヨー!と一本締めで皆に元気をくれました。金融実務研究会はあまり出席していませんけど「丹野さん、NPOの報告を」との携帯で2回ご報告をしました。「NPOとはいっても営業に力を入れるように!」とのアドバイス、身にしみています。また、JICAで活動されているご長男のことを大変心配されていました。

こういうブログを書いていると涙が止まらなくなります・・・もし来世という世界があるなら、元気な北村さんにまたお会いできることを楽しみにしております。
写真は、想い出を語る会の帰りにいただいた、ご本や綺麗な花束です。ご親族、主催された方々のお気持ちが伝わります。
なおこの本の執筆は「大地を守る会」―社会起業家の原風景―です。

南三陸町に行ってきました。復旧はまだまだで・・・

あの東日本大震災から1年半近く経ちました。この夏は被災地に行って自分の目で見るべきと思っていました。お盆以外で土日以外だと混まないし旅費も安価とねらいを定めていたところ、6日~8日に時間が取れたので南三陸町に行ってきました。

被災地訪問、菩提寺のある秋田市で墓参、姉家族の住んでいる宮城県くりこま高原を訪問、できれば世界遺産の平泉にも行ってみたいと計画を立て実現できました!

6日~羽田空港―秋田空港:秋田市で墓参、新幹線で秋田―盛岡:岩手県つなぎ温泉で宿泊。

7日~新幹線で盛岡―くりこま高原:姉家族の家を訪問、甥の車で南三陸ホテルへ、宿泊。

8日~甥にドライバーと案内を依頼して、南三陸町の防災対策庁舎(最後まで住民に避難を呼びかけでいた・・・)にお線香をあげて手を合わせてきました。その後南三陸復興商店街で、わかめ・ひじき・とろろ昆布・しらすなどの海産物を購入。(現地でお金を使うことで多少はお役にたてるのではと)一路岩手県平泉へ、中尊寺や毛越寺を拝観・観光して予定通り新幹線でくりこま高原―東京というルートでした。東京と違い交通の便がない宮城や岩手の場合、車でなくては移動できず100キロ走行は日常とのこと!

南三陸町の復旧はまだまだで、特に印象に残ったのは、つぶれた車の瓦礫の山があちこちにある情景でした。持ち主の関係もありなかなか処理できそうにないようです。また家の土台だけが残って、ここに住んでいた方々は何処へ・・?道路の補修は徐々に進んでいました。

東北の人々は我慢強くて温厚なのでこれで済んでいるけれど、東京だったら暴動が起きるかもと、東京から宮城に移転した姉は言っていました。

政府は消費税増税など政局に力を入れていますが、東北の人々に甘えすぎでは!!

NPO書籍第二弾『ミッションから見たNPO』は9月刊行です!

暑いですね!暑中お見舞い申し上げます。ロンドンオリンピックも熱い!いつもはあまりテレビ好きではありませんがついついテレビに釘付けで寝不足状態です。金・銀・銅のメダルはともかく、この日のために4年間頑張ったスポーツの祭典は素晴らしいですね。

さて、NPO書籍第二弾の刊行が遅れていました。この書籍は分担執筆で、お一人が書けなくなってしまったからです。でも書けました!当初の予定通り12人での執筆で刊行されます。サッカーなどの団体競技同様、ひとり一人の力の結集=チームワークが大切なのです。今、目次などの編集をしているところです。近々執筆者個々に校正をしていただくことになります。売れ筋の書籍ではないと思いますが、読んでくださる方の中に、少数でも感動してNPOに興味を持ってくださる方々が増えれば!と期待しております。